CASE 01
新たな事業創造を目指して 大手ホテルチェーン事業開発
日本有数の総合リゾート企業(A社)から寄せられた課題は、
前例のない新規事業開発に関する相談。
激変する市場環境の中、新業態ホテルの開発に対し、
白羽の矢が立ったのが我々のチームだった。
- CLIENT 日系総合リゾート企業
- THEME 新業態ホテルの新規事業開発
スピーディに仮説を導く
依頼に関するオリエンを受けると同時に、市場に関する基礎的な情報から、国内外を問わず様々な事例まで情報収集に入る。断片的な情報のかけらから大局を掴み仮説を導く。「ビジネス・インテリジェンス」とも呼ばれる能力こそが、コンサルタントとしての優劣を分ける。学歴や経歴ではなく、実践を通じてこそ得られる本質的な力だ。
仮説から検証へ
クライアントとのキックオフミーティングを経て本格的なリサーチとその分析へ。競合他社のベンチマーク、消費者の動向意識調査などからクライアントの意思決定をサポート、事業の成功確率を高めていく。事業を成功に導くため、ときにクライアントから煙たがられるほどしつこくロジックと数字にこだわる。企業参謀としての真価が問われる。
最善のパフォーマンスのために
常に高いパフォーマンスが求められるプロコンサルタントにとって休息や気分転換を図ることも重要。気になる店にランチに出かけたり、オフの日は日帰りで温泉に繰り出したりと、メリハリのある生活を心がけることで、仕事のクオリティと生産性を高める。湯船に浸かってリラックス仕切った瞬間に、ビビッと難局を打開するヒントが舞い降りることも。
未来を担う新事業の立ち上げへ
プロジェクトもいよいよ大詰め。事業全体、単店舗、それぞれの収支計画も詰めながら、事業創造支援で最も大切な「実践・実行できる」コンセプトと戦略を組み上げていく。クライアントと共に導き出した事業コンセプトは、最先端のテクノロジーを活用した次世代型ホテル。当初の想定を超え未来を担う新事業としてA社経営陣からも高く注視される事業に。
さらに高みを目指して
「お疲れ様でした!」
心の中で小さくガッツポーズをしながら、数ヶ月の苦労や疲れを洗い流すように仲間と乾杯。喜びと安堵もつかの間、杯を重ねるうちに「もっとこうすべきだった」「次はもっとこうしよう」と、未来に向けた話へと内容が変わっている。結局、皆、新たな何かにチャレンジし、生み出すことが心底好きなんだろう。自社、他社問わず、自ら実践しコミットしながら社会に価値を創造していく。それがアーツアンドクラフツならではのコンサルタントの在り方なのかもしれない。