INTERVIEW インタビュー

TOP > Recruit > C&S > C&S JOB INTRODUCTION 02

コンサルティングってどんなことをするの?
新米マネージャーが日々の業務について答えます

アーツアンドクラフツで働く社員は、実際にどんな業務に携わっているのか、
新米マネージャーにインタビュー。入社の動機や仕事への熱意とともに語る。

「自主性を活かせる会社で働きたい」。
転職を決意した理由

前職は総合人材会社のグループ会社でIT/ネットワーク系の仕事の傍ら人材や組織のマネジメント業務を5年ほど、そこから人材派遣会社に移って派遣スタッフの教育企画を2年くらいしていました。

IT関連の仕事は100人くらいのプロジェクト。個人のアイデアと行動力で組織を良くしていこうという風潮が強く、私も自分を試しながらある程度の結果は出せたように思います。それに対して人材派遣の仕事は従業員が1000人くらいいて、そこに少なからず風通しの悪さみたいなものを感じていました。何かアイデアがあったとしても融通が利かないというか、凝り固まったものがあって意見を言ったとしても上まで届かない。それは見方を変えれば、きちんと組織化されていて流れに任せていれば誰でもある程度のことはできるということなのかもしれませんが、私の肌には合わなかったんです。

なので、もっと自主性を活かせる、自分にとって新しい業界で仕事がしたいと思うようになりました。アーツアンドクラフツを志望したもっとも大きな動機は、少数精鋭のスタイルで、業界未経験でも雇ってくれることでした。そういう会社ってなかなかないんですよね。

入社から1年半でマネージャーに。
アーツアンドクラフツで感じた自身の成長

アーツアンドクラフツに入社して人間としてもコンサルタントとしても、すごく成長できたと思います。この仕事は決まったオペレーションがあるわけではない。入った瞬間から自分の頭で考え、未経験で何もできないなりにクライアントに向けてアウトプットしていかなければなりません。常に頭がフル回転の状態。そのなかで、上司や先輩は親身になって相談に乗ってくれますし、ともに考えてくれます。そしてフィードバックも手厚い。そういうことを1日に何度も繰り返すので、成長のスピード感は前職や他の企業と比べても速いような気がします。その結果、入社してから1年半でマネージャーになることができました。

現実的な話として、前職で組織や人材のマネジメントをしていたことは、多少のアドバンテージになっていた気もしますが、コンサルティングとは全くリンクしない仕事からアーツアンドクラフツに入り、同じくらいのスピード感でマネージャーになった社員もいます。要するにその人次第。自分でどれだけ考えて動けるか。その気概と結果がダイレクトに反映されてステップアップできることは、大きなメリットだと思います。

「互いの成長を実感しながら、結果に繋げていくことができる」。
コンサルティング業の流れとは

私が今関わっているプロジェクトはクライアントの全社的な改革で、人事やマーケティング、販売促進、会計といった様々な分野のサポートを行っており、私はそのなかでITという視点からの改革をマネージャーとして担当しています。常に私と行動をともにしてくれる後輩が二人いて、彼らの育成も含め日々業務に励んでいるところです。

やることはいろいろありますが、大枠でいうとクライアントの課題を把握することから始まって、組織や業務の観点を踏まえて、ITの力で何ができるのか、またどのようなシステムを入れたらより良くなっていくのかを提案し、導入と導入後の定着化と効率的な活用をサポートすることに邁進しています。

ではその“システム”とは何なのか。今取り組んでいるのは、いわゆる営業支援システムや顧客管理システムの導入。その会社の顧客の情報や顧客との商談の状況を可視化して、営業の効率化を図るためのものです。

具体的な仕事内容は日によって異なるのですが1日の典型的な流れとしては、まず朝9時台に他社のコンサルタントも含めたプロジェクトメンバーのミーティングがあって、それぞれの進捗や1日のタスクを共有する。そこからアーツアンドクラフツ内のメンバー三人だけであらためて認識を擦り合わせていくことからスタートします。

その後、私はクライアントとのタスク進捗や結果の確認、スケジュールの調整、新たな提案に向けての資料作りなどに移り、あとの二人にはそういった私の業務に必要なシステムや市場の調査などを行ってもらいます。そして1日が終わる頃に、二人のやったことを確認して内容を振り返りながらフィードバックする。そこでお互いの意見も交えて話し合いながら成長を促していく。実際にシステムを導入するまでには1年以上かかることもざらにあるんですけど、そういったことを日々繰り返して成長を実感しながら結果に繋げていく流れは、とてもやり甲斐がありますね。
先日クライアント向けのシステム導入が一旦完了し、ここから定着化に向けた動きに映っていくことになるのですが、そういった区切りでクライアントから感謝の言葉をいただけたことは、本当にうれしかったです。

いかに自信を持ってもらうか。
新人を育成するポイント

“自分で考える仕事”と一言で言っても、実際に何について考えればいいのか、今考えていることが正しいのかどうかは、なかなか判断できないと思いますし、考え付いたことを人に伝えるスキルも一朝一夕で身に付くものではありません。だから意気揚々と入社してきても自信を失う場面も多々あることだと思います。実際に私もそうでした。そこで単純に“褒めて伸ばす”というやり方はなかなか難しい気がするんです。もちろん褒められたら嬉しいですし日々の糧にはなると思いますが、それが先々の大きな自信に繋がるかというと、そうでもなかったりする。

そこで私が自信を持つことができたきっけかを振り返ると、上司がひとつ一つの仕事というスポットで「ここは良かったよ」と褒めてくれるだけではなく、私の個性という大きな単位としっかり向き合って、私の考えを汲み取りながらフィードバックし続けてくれたことが大きかった。それが弊社で働いてもっとも良かったと思う点です。

だから私も“人を見て育てていく”ことをもっとも大切にしています。その結果「川上さんがマネージャーでよかったです」といった言葉をもらえるとすごく嬉しい。そういった自分自身のことも含めて、皆が悩んだぶん成長できる、努力したことが無駄にならない環境作りをますます推進していきたいと思っています。

プロフィール

川上 雄也

社歴:3年目
役職:マネージャー
前職:人材派遣

関わったプロジェクト
  • ・中小産業機メーカーへのBPR、CRM/SFA(顧客管理/営業支援)システム導入支援
  • ・中堅不動産会社へのERPシステム(統合基幹業務システム)導入支援
  • ・大手電気製品メーカーへのデータビジネス基盤構築支援
執筆ブログ

ノウハウ無しでも実現できる”ExcelVBA”を使ったローコストな業務自動化
ERPパッケージ導入前に必ず行うべき『Fit&Gap(フィット&ギャップ)分析』の重要性
CRM/SFAシステム(顧客管理/営業支援)の特徴と導入を失敗しないためのコツ
いまさら聞けない「BPR」と「業務改善」の違いとは?~BPRを失敗させないためのポイント~

メッセージ
アーツアンドクラフツには、一人ひとりの成長意欲からのアクションがストレートに自身の成長とやりがい、またそれが会社への貢献に繋がるフィールドがあります。ここを見てくださっている方と、ともに働ける日が来ることを楽しみにしています。

 

TOP > Recruit > C&S > C&S JOB INTRODUCTION 02