CASE01
システム導入により 業務を2,300時間削減
[ 中堅規模の不動産会社 ]
バックオフィス業務の効率化を検討する中で、 業務棚卸と検証を通じて意思決定を促し 月の業務時間を2,300時間削減した
- CLIENT中堅規模の不動産会社
- THEMERPA導入支援
事業拡大に伴う効率化を目指して
クライアントは、積極的に事業を拡大しようと考えている成長期の企業であり、更なる事業拡大を求め、業務効率化を検討していた。一方で、自社では最適な効率化を検討しきれず、システム導入だけでなく業務効率化にも知見のある会社に、協力を依頼したいと考えていた。
広範な知見を持つコンサルタントへの依頼
そこで、PRAやシステムの導入のみならず、BPRなどの知見も併せ持つ弊社に相談をいただいた。弊社はバックオフィス業務の棚卸とともに、解決したい課題の整理と効率化の効果検証を通じて、クライアントのシステム導入の意思決定をサポートした。その際、システム運用時のコストを明らかにしたうえで、費用対効果がどの程度になるか算定を行ったため、クライアントからは満足と納得の声をいただいた。
業務負荷の可視化と削減効果への納得
効果検証に向けて、総計7,000時間にも上るバックオフィス業務を棚卸しし、業務効率化の余地を探った。なかでも、高負荷となっていた「別システムへの転記作業」「データ整理」「申請書の処理」の効率化に向けて、RPAやワークフローシステムの導入を提案。弊社は、これらを導入することで削減可能な時間として2,300時間と算出し、費用対効果が高いことを提示した。提示内容への納得感から、クライアントはRPAとワークフローシステムの導入を決意した。
支援の結果
本支援を通じて、クライアントの総業務のうち33%を効率化が可能と算定し、効率化への後押しを行った。特に課題を感じていた「費用対効果の算定」については、対象業務と導入すべきシステムを明確にした丁寧な説明を心掛けたため、クライアントとの合意形成がスムーズであり、クライアントからも「分かりやすい」とのお声をいただいた。これを励みに、これからもクライアントへの丁寧な説明を心掛け、信頼関係を作れるよう支援を続けていくことを決意した。