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【新卒キャリア紹介★第3弾】挑戦と挫折を糧に成長しコンサルタントへ

新卒コンサルタントの成長譚

本記事では、アーツアンドクラフツでどのような新卒社員が働いているのか、実際の社員の経験談を通して、就活中の皆さんにお伝えしていきます。

 

私は、2020年に新卒1期生としてアーツアンドクラフツに入社した吉田暁壮(よしだあきまさ)です。

入社後4年間、新規事業立案や戦略立案、DD支援などのコンサル案件に、メンバーからチームリードまで様々なロールで、過去20件以上の案件でクライアントへ価値を出してきています。

学生時代、特にやりたいことが見つからなかった私がコンサルタントというレベルの高いイメージのあった仕事にここまで熱を持ち、活躍できる人材になれているとは思いもしませんでした。

 

今回は、私の学生時代から振り返り、コンサルタントに興味を持ちアーツアンドクラフツで働く事になった経緯や、入社してからの様々な経験をご紹介します。
就活生の皆さんに「コンサルタントになりたい!」「私でもコンサルタントになれるかも」「コンサルタントって面白そう」と感じていただければ幸いです。

 

「やりたいことがない」からコンサルタント志望へ

私がコンサル業界を目指した理由は、”何もやりたいことが無かったから”です。

 

就活を始めるとき、強い思い入れのある業界に入りたいと思いました。例えば、「チョコレートが大好きだから明治に入りたい!」とか。
だけどそんな思い入れの強いものは自分には無く、それであれば先ずは社会人・ビジネスマンとして価値の高い人間になりたいと思い、学生時代で培ってきた経験・自身の特性を活かして働けるコンサル業界を目指しました。

 

高校生の頃には、体育祭や文化祭など何かのイベントがあるたびに進んで実行委員に立候補し、イベント運営をしていました。
昔から計画を立てみんなと協力して何かを成し遂げられた時の達成感が好きでした。
コンサルも戦略を策定し実行を支援するような仕事なので、自分が好きな計画を立てるに近しい職業であり自分に合っているのではと感じました。

 

大学生の頃には、グローバルビジネス学科という英語でビジネスの勉強をする学科に所属しており、会計や経営、経済などに関して学びました。
特にアントレプレナーシップという授業においては、新規事業を考案し、売上やコストを推計したうえで、事業計画書を作成するといった経験もし、この経験を活かせる仕事としてコンサルタントを目指しました。

 

当社の志望動機は、「小規模組織なら目立てる」こと

数あるコンサル企業の中でアーツアンドクラフツを選んだ理由は「目立ちたかった」というのと、「ビジネスマンとしての価値を高めたかった」という2つです。

 

1点目の「目立ちたかった」に関しては、先にも触れましたが、学生の頃には実行委員に何度も立候補するなど、もともと目立ちたがり屋の性格でした。

大企業に就職し、歯車の一つになるような仕事をするよりは、小規模な企業で活躍して企業を運営する意識を持って仕事に取組みたかったため、就職活動の際に企業を選ぶにあたって従業員数を意識しました。

従って、入社当時はコンサルタントが働くC&S事業部の従業員数が30名程度だったアーツアンドクラフツが候補に入りました。

 

2点目の「ビジネスマンとしての価値を高めたかった」に関しては、何か1つの領域に特化したコンサルタントではなく、多様な領域でも能力を発揮できるようなコンサルタントになりたかったというのがあります。

大手コンサルタントでは企業として多様な業界に対するコンサルティングサービスを提供しているものの、従業員単位の視点で考えると、就職してから一定の経験をした後に何か専門的な分野に配属されるのが一般的です。

反対にブティックコンサルと言われる小規模のコンサル企業では、生き残るために企業として特定の分野に特化したサービスを提供するのが一般的です。

そんな中でアーツアンドクラフツは多様な業界・分野に対するサービスを提供していたため、自分がやりたかったことが出来る企業だと感じました。 

 

挑戦できる環境だったからこその挫折と成長

入社してからは多くの挑戦と挫折を経験することで成長をしてきました。現在も一流のコンサルタントを目指してステップアップするために挑戦の最中であり、それを経験しない事には成長は無いと考えています。

参考までに私がどのような挑戦と挫折をしてきたのか簡単に紹介します。

 

 

希望の導入期:

入社して1年目はアシスタントとして働いていました。私は入社1年目がコロナ始まりの時期であったため、コンサル業界全体で仕事が少ない状況でした。

そのため待っていても新卒1年目に与えられる仕事は多く無く、早く仕事を終わらして暇を持て余していました。そこで、社長に「何かお手伝いできる仕事はないか」と直談判しに行き、結果的に社内の仕事をいただく事で最初に与えていただいた仕事以上の事にも携われました。

この時の積極性が評価されてか、入社半年の頃にはある案件でマネージャーの助けを借りながらも資料作成から調査、プレゼンテーションまでの大部分を任せていただけるようになり、1年目ながらも初めてだらけのコンサル業務に食らいついて成長できる環境に恵まれました。

 

優越の錯覚期:

入社2年目にはアナリストになり、マネージャーから任される仕事もより増えました。そんな中ある案件でクライアントと対面してのプレゼンテーションを行った際、緊張からか何を話せばよいかわからなくなってしまい、失敗をしてしまったことがあります。

以降、その案件のプレゼンテーションはマネージャーが担当するようにクライアントから指摘されてしまいましたが、再び任せてもらえるようにプレゼンテーション以外の部分で努力し成果を出すことで認められ、最終報告の場では再びプレゼンテーションを任され、そのプレゼンテーションは無事成功させることが出来ました。

入社2年目の後半には、案件の設計自体はマネージャーが担うものの、マネージャー不在の報告会なども任せてもらえるようになり、ほとんど1人で案件を遂行できるようになっていました。

 

絶望の谷期:

入社3年目には、マネージャー抜きで案件を担うようになり、案件の設計から自身で取り組むようになりました。それに伴って難易度も上がり、いままでと同じやり方では通用しなくなってきました。

それまでは、案件の枠がある程度既に決まっていた中での調査や資料作成だったものが、そもそもどのような目的のために何を調査・分析し、そのためにはどのような調査・分析方法を使うのかを考えねばならず、そこまで深く考えられる状態ではありませんでした。

 

継続の大地期:

それ以降、1人でも設計をしたうえで案件を遂行するために、参画する案件に関する事前知識を勉強し、経験のない案件でも対応できるように努力しています。

入社4年目の現在は、アシスタントアナリストをメンバーにつけ案件を遂行するような立場にあるため、どのような案件でもメンバーを導くような設計ができるようになるために引き続き精進しています。

 

就活生の皆さんへのメッセージ

よく学生時代に経験しておくべきことは何かと聞かれますが、私は積極的に色々なことに挑戦し経験を重ね、同時に挫折を多く経験する事だと思います。

全ての物事は経験しなければわからないものが多いので、まず第一歩として経験をつかみ取りに行くことが大切だと思います。

その中で、自分のできること、できない事を把握し、できない事に対してはそれを乗り越える努力をすることで成長できると考えています。

コンサルタントを目指している就活生の皆さんも、他の業界でこれじゃなきゃという自分の軸がまだはっきりと見出しきれていない就活生の皆さんも、アーツアンドクラフツに入社し多様な挑戦と挫折を経験することで、一流のコンサルタントになれるはずです。

 

皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。本記事が何か皆様の検討の一助になれば幸いです。

 

 

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吉田暁壮

アーツアンドクラフツConsulting & Solution事業部/アナリスト。