KNOWLEDGE & INSIGHTS

【新卒キャリア紹介★第1弾】スポーツ漬けだった学生がコンサルを目指し活躍するまで

 

サッカーに明け暮れた学生がコンサルタントになって活躍するまで

本記事では、新卒採用を始めて5年目に突入するアーツアンドクラフツには、どのような新卒社員がいるのかを、筆者の半生や体験談を交えてご紹介します。

筆者は笠川 和哉(かさかわ かずや)と申します。202010月からのインターンを経て、2021年に弊社へ新卒2期生として入社をしてから、現在はコンサルタントとして日々様々なプロジェクトに従事しております。

幼少期から学生時代までサッカーに明け暮れ、弊社に入った当初は右も左も分からなかった私が、今では上司や先輩社員から評価いただき、新卒入社では最短でコンサルタントに昇格することができるまでになりました。

そんな私がこれまでどのような人生を送ってきたのか、何を思いコンサルタントを目指したのかをご紹介しますので、「コンサルタントは難しい、勉強ができないとなれないのだろう…」「スポーツや趣味にばかり時間をかけてきた自分には難しいだろう…」など考えている皆様に、「自分もこの会社ならできるかもしれない!」と思っていただけましたら幸いです。

 

コンサルタントを志望した理由

私がコンサルタントを志望するに至る理由をご紹介する上で、私がどのような人物なのか、子供時代から簡単にご紹介できればと思います。

私自身をご紹介する上で、キーワードを挙げるとしたら「留学」と考えておりますので、留学前と留学後に分けてご紹介させていただければと思います。

 

サッカー漬けの日々を過ごした学生時代

私は新潟県糸魚川市に生まれ、小学校を卒業するまでは、父の仕事の都合で北陸を転々と引っ越しする、いわゆる転勤族でした。

引っ越しの多い子は可哀そうと考える人も少なくありませんが、私はそのように考えたことはありませんでした。なぜなら、私がサッカーを大好きだったからです。「引っ越した先にどんなサッカーの上手な人がいるのだろう。」そんなことを考えながら小学生時代を過ごしていたため、悲しみや寂しさよりもワクワクした日々を送っていた記憶があります。

その後も高校卒業までサッカー漬けの日々を過ごし、気が付いたら大学生になっていました。大学では体育学部に入っていたこともあり、私は漠然と何かスポーツ関連の職に就くのだろうと考えていましたが、ある日ふと、「私の人生はこれでいいのだろうか」と考えるようになりました。

高校卒業までは好きなこと・やりたいことに打ち込み充実していたが、自分が今後の人生でやりたいことを見つけずに就職して私の人生は楽しいのだろうか、と。

その頃から私は自分が何をしたいのか、どのような人間になりたいのかを考えるようになり、数カ月間色々と考えた結果、留学することを選択しました。留学を決めた理由はいくつかありましたが、最大の理由としては「様々な人と会話したい」というものでした。幼いころから引っ越しを繰り返していたことが影響したのかはわかりませんが、私は今まで様々な人と合って、サッカーをして、会話することが大好きだったと、初心に帰って考えた結果でした。

留学を決めてからの行動は早かったです。その週のうちに大学教授と話し退学。翌月にはアメリカに飛びました。

 

留学先での運命の出会い

留学先で最初に一緒に暮らしていたのはトルコ、アルゼンチン、ブラジルから来た同じ留学生でした。早速様々な人と話せるとワクワクしていたものの、英語力が中学レベルにも達していなかった私は、彼らとどのようにコミュニケーションを取ろうかと悩んでいました。そんな時、私を助けてくれたのはやはりサッカーでした。

スポーツは言葉を超えるとはよく言ったものです。言葉の壁からお互いに最初のうちは上手くコミュニケーションが取れなかった人とも、一緒にサッカーをするようになってからはすぐに打ち解け、片言の英語でもコミュニケーションが取れるようになっていきました。

そんな日々を送っている中で、他の留学生やアメリカの学生の勉強や人生に対する考えに多く触れることができました。その中でも私がカルチャーショックを受けるとともに、感銘を受けた彼らの言葉は、「自分には目標があり、そのために勉強がしたいから大学に行く」というものでした。

それからというもの、私も自分の人生や目標、大学で学ぶことについてより深く考えるようになりました。ただ、それまでの人生でプロを目指してずっとサッカーをしてきた私にとっては、自分が何をしたいのか、そのために大学で何を学ぶべきか。という問いへの答えを見つけることには難航しました。

結果として、「スーツをパリっと着たカッコいいビジネスマンになりたい。日本企業が世界でもっと活躍できるように手助けしたい」という漠然とした考えをもって、アメリカはフィラデルフィアにあるテンプル大学のビジネススクールに入学しました。テンプル大学を選んだ理由としては、「ビジネス領域に強い」、「日本校があるため編入すれば日本で就職活動がしやすい」という2点でした。

そのような考えをもってテンプル大学に通いだした私でしたが、様々な講義を受けている中で、私がコンサルタントを目指すきっかけとなった人との出会いがありました。

その人はマッキンゼー・アンド・カンパニーから定期的に講義をしに来てくれていた講師であり、ビジネスにおける調査やプレゼンなど様々なことを教えてくれました。彼の講義は勉強になるとともに面白く、私は次第に憧れていきました。個人的にもコンサルタントや人生について様々な質問をさせてもらったことを覚えています。

そんな彼への憧れやコンサルタントへの理解を深める中で、自分自身を商材として、様々な企業や人に関わり合い救うことのできる経営コンサルタントになりたいと考えるようになりました。

そして、大学入学時に考えていた「スーツをパリっと着たカッコいいビジネスマンになりたい。日本企業が世界でもっと活躍できるように手助けしたい」という気持ちと掛け合わせた結果、私は日本で経営コンサルタントになることを決意しました。

 

少し長くなってしましましたが、私がどのような人物なのか、何を思ってコンサルタントを志望したのかを感じていただけたかと思います。

ここからは、そんな幼少期~学生生活を送ってきた私が、なぜアーツアンドクラフツを選んだのかをお話したいと思います。

 

アーツアンドクラフツへの入社~現在

“真にクライアントに寄り添うコンサル会社”で働くためアーツアンドクラフツへ

ベンチャーから大手まで日本にも様々なコンサルティングファームがある中で、私は小規模でベンチャー気質のある企業で働きたいと考えていました。

理由としては「裁量権を持って働けるから、経営者と近い距離で働けるから」など様々ありましたが、最大の理由としては、クライアントに寄り添ったコンサルティングをしたいと考えたからです。

マッキンゼーの教授と話していた時に唯一同感できなかった点として、大手のコンサルティングファームでは、自分たちのメソッドを基にしたコンサルティングによりクライアントの価値を高めるという点でした。もちろんそのメソッドは優れており、多くの企業の助けになるだろうとは思いましたが、私はクライアントに寄り添い、彼らが潜在的に考えているレベルの課題や悩みを解決するべきだと考えていたからです。

そうした理由からベンチャーの経営コンサルティングファームを探しており、リクナビで出会ったのが当時新卒2期生を募集していたアーツアンドクラフツでした。

アーツアンドクラフツは経営コンサルと事業会社を併せ持つ特異な会社であることから、事業者側の抱える悩みに親身になることのできるファームだろうと考え説明会に参加しました。そして、説明会で企業理念や方針、展望を聞き、この会社なら本当に親身になって様々な企業のサポートをすることができると感じ応募しました。

その後、いくつかの面接を受ける中で様々な質問をさせていただき、その気持ちが確信へと変わっていったことを覚えています。

 

想像していたよりも地道、しかし実感する着実な成長

私はアメリカの大学に行っていたため、卒業時期が日本企業の入社時期と合わず、卒業後半年ほど空白の期間がありました。その間に何かできることはないかと考えていた矢先、内定者に対してアーツアンドクラフツからインターン募集の連絡が来ました。私は大学を卒業していたこともあり、週5日出社できることを伝え、202010月からインターン生として迎え入れてもらう運びとなりました。

インターンとして参加した初日から、調査や議事録の作成などの実務に関わらせてもらうことができましたが、反面、まだ研修も何も受けていない私にとっては右も左も分からない状況でした。しかし、そんな私に対しても先輩が11つわかりやすく指導してくれたこともあり、徐々に仕事に慣れていくことができました。

その後20214月に入社し仕事にも慣れてきた頃、入社前とのギャップを感じ始めました。それは、良くも悪くもコンサルタントは泥臭い仕事だということです。入社前、コンサルタントの仕事はクライアントと合いディスカッションやプレゼンをするなど、キラキラしているイメージを持っていましたが、実際には地道な調査や資料作成に時間を費やすことがほとんどでした。

クライアントが本当に求めているものを突き詰め、その目的を達成するためには、地道な調査や考え抜くことが大切なのだと、実感させられたことを覚えています。

私もこの先教える側の立場へとなっていくと思うので、後輩やコンサルタントを目指している人に、「コンサルタントは地道な作業が多いが、その本質は常にクライアントのことを考えているから」と、伝えていきたいと考えております。

 

新卒最速でコンサルタントに

最後に、弊社での私のこれまでのキャリアについて簡単にご紹介させていただければと思います。

「はじめに」の章で少し触れさせていただきましたが、上司や先輩、同期、後輩と色々な人のサポートのおかげもあり、私は新卒入社では最短の2年半でコンサルタントに昇格することができました。

弊社では新卒で入社した場合、まずアシスタントからスタートし、独自の評価基準やスキルシートというものを基に、アナリスト、コンサルタントと3年程かけて昇格していきます。

※ 評価制度やスキルシートの詳細については、弊社ホームページや「【コンサル事業部紹介★第1弾!】アーツアンドクラフツ独自のコンサルタント育成制度をご紹介!」をお読みいただけますと幸いです。

高校卒業まではサッカー漬けで、留学前には大した目標も持っていなかった私が、なぜそのような評価いただけたのかを振り返ると、サッカーを通じて、監督や仲間とのコミュニケーションの大切さを学んだことが非常に大きい要素でした。
スポーツは一人でできることでは無く、多くの人の支えやコミュニケーションがあって成長するものであり、その点は実際にコンサルタントとして働いてみると通ずる部分が多いことを強く実感しています。

また、ここまでお読みいただいた方には少し感じていただけているかと思いますが、私は人の考えや経験、人生について聞くことが好きなのです。そのような性格もあり、上司や先輩から様々な話を聞き、インプットをしてきました。結果として、半分無意識のうちに自分にもコンサルタントとしてのマインドが身についてきたのだと思います。

ただし、もちろん私はまだまだマインドの面でもコンサルタントとしては未熟なため、今後も周りの人からのインプットや、自分の中でかみ砕いてアウトプットすることを続けていこうと考えています。

 

おわりに

弊社にはユニークなバックグラウンドを持った様々な人が働いています。ただ、その誰しもがクライアントのことを考え、クライアントに寄り添ったコンサルティングをしていると断言できます。

また、私も含め入社当初は右も左も分からないという人ばかりですが、育成プログラムをはじめ、先輩が親身になってサポートしてくれるため、「コンサルタントとしてクライアントに価値を提供したい!」と考えている人であれば、誰でもコンサルタントになれる環境であると私は考えています。

本記事をお読みいただき、弊社でコンサルタントを目指したいと思ってくれた方が1人でもいましたら幸いです。

 

その他にも、「こんな情報を紹介してほしい」「こういった視点の記事を読んでみたい」などの要望がありましたら、弊社問い合わせフォームよりリクエストを頂ければ幸いです。

 

当社への新卒採用のエントリーはこちらから!
リクナビ2025
マイナビ2025

笠川 和哉

アーツアンドクラフツConsulting & Solution事業部/コンサルタント