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【社員紹介記事★第三弾】社内社外双方の経験が成長を促す

※この記事は、アーツアンドクラフツのC&S事業部では、どんな人材がどのような心構えを持って、コンサルタントとして働いているのか?を紹介する記事です。

弊社の事業内容を知りたい方は、Knowledge&Insight内のタグ機能にて、ご覧になりたいカテゴリを選択したうえで閲覧ください。

 

本記事では、2021年にアーツアンドクラフツに中途入社した私がなぜ弊社への入社を決めたのか、また、他業種からこの会社に入社してから3年弱の経験を踏まえ、成長できた要因を紹介できればと思います。

以前、銀行員からの転職に関する記事を執筆しておりますので、合わせて閲覧いただけますと幸いです。

銀行員からの転職~コンサルに活かせるスキル~

 

本記事が成長できる環境を求めている方や、他業種からコンサルタントとしてのキャリアを検討されている方の一助となれば幸いです。

 

筆者の弊社への入社経緯

私は福田 裕基と申します。

199710月に岩手県で生まれ、高校を卒業するまで18年間を岩手で過ごしました。

2020年に高崎経済大学経済学部を卒業し約1年半地方銀行にて勤め、2021年にアーツアンドクラフツへ入社しました。

 

 

簡単に入社に至る経緯についてご紹介します。

私がコンサルタントの世界に興味を持ち始めたのは大学2年の終わり頃でした。サークルの先輩がコンサルタント会社に就職することをきっかけにその存在を知りましたが、主に興味を持った経緯としましては、世の中には様々な業種・業態・規模の会社が多く存在しており、それらがどういった事業活動をしているのか知りたいという好奇心に対して、コンサルタントという職業は一つの手段ではないかと思ったのが始まりです。

実際振り返ってみると、浅はかな動機かなとも実感します。「企業を救いたい」「経営者と近い距離で仕事がしたい」などといったことではなく、一言でいえば「企業見学をしたい」と言っているようなものですから。

 

しかし、大学卒業後はコンサルタントではなく地元の地方銀行に入行しました。預金や融資といった支店業務全般を経験しましたが、銀行では企業の財務情報を見ることは頻繁にあるものの、事業について詳細に知る機会というのは私が想像していたよりも少ないと感じたのと、コンサルへの思いを捨てきれなかったことから、転職を決めました。

アーツアンドクラフツを選んだきっかけは、未経験者を募っていることが大きいです。転職活動をしていく中で多くのコンサルティング会社は「実務経験3年以上」「専門領域業務経験5年以上」といった条件がありました。銀行での業務経験1年半の自分ではどこも条件を満たせずにいました。しかし、アーツアンドクラフツは未経験者を募ることからこういった条件はなく応募をすることができました。これが私とアーツアンドクラフツの出会いでした。

 

振り返ってみると、転職を考えている皆さんよりもザックリした経緯で人生を送っているのではないかと感じています。

しかし、アーツアンドクラフツに入社して4年目を迎えた今、入社前よりも成長していると実感できています。

 

なぜ成長できたのかについて、筆者の経験を踏まえてご紹介できればと思います。

 

筆者の成長要因と得られた成果

1.早い段階から多くの案件を経験できた

まず初めに私が今までに参画した案件は以下です。

  • 国内大手ヘルスケア製品販売事業会社におけるデータ活用事業の市場ニーズ調査
  • 国内大手新聞社におけるBPR支援
  • 国内大手ITベンダーにおける組織構造改革/BPR支援
  • 国内大手タイヤメーカーにおけるSCM構築にむけた戦略策定支援ならびに工場の原価逓減に向けた機会抽出
    • 国内大手タイヤメーカーにおける販売拠点集約のためのデータ分析
    • 製造過程における工程異常のデータ分析
  • 国内大手コンサル会社におけるリード戦略策定支援
  • 国内大手ITベンダーにおける物流MaaSプラットフォーム事業計画策定支援
  • 国内大手ITベンダーにおける事業ニーズ探索のためのメガトレンド調査(データの自由化、グリーン化、ニューノーマル)
  • 国内大手医療機器メーカーにおけるAgritech事業戦略策定支援
  • 国内大手継手・バルブメーカにおけるデューデリジェンス支援
  • 国内大手保険会社における新商品開発支援
  • 国内大手建機メーカーにおけるデューデリジェンス支援
  • 国内大手ITベンダーにおけるグローバル化支援

アーツアンドクラフツにコンサルタントとして入社した後初めに経験したのはデータ分析の案件でした。主に顧客の営業拠点と販売数のデータを分析しエリア別、事業所形態別に販売数の推移や営業拠点集約施策の効果を可視化する案件であり、その後はデスクリサーチや電話でのヒアリングを用いた「市場調査」や「デューデリジェンス支援」、顧客の業務分析からヒアリングを行った「業務改善」、新規顧客獲得に向けた「戦略策定」、「事業計画策定支援」等の幅広いテーマかつ、クライアントも製造業からITベンダー、物流といった多様な業種のプロジェクトに参画いたしました。プロジェクトは23ヶ月のものや、1年間に渡って行うものもある中、弊社に入社して4年目となった今でも多くの経験をすることができました。

入社した当初から仕事ができたかと言われればもちろんそんなことはありません。コンサルタントのノウハウも知らなければ、基本のOfficeソフトの使い方すらも初心者レベルでした。そんな中でも案件に参画し価値を出せたのは、アーツアンドクラフツがチーム単位で案件に参画するからだと思っています。

チームで参画することで、先輩社員からの支えはもちろん、実務を経験しながらノウハウの蓄積やスキルのレベルアップをすることができます。

そして、案件参画により身に着けたノウハウやスキルは次の案件でも活かすことができます。多くの案件を経験することで幅広い知識や経験を積むことができ自分の成長の糧にできたのだと実感しています。

一概に全ての社員が私のように多くの案件を短期間で経験するとは言い切れませんが、弊社では他社に比べより早い段階で多くの経験を積むことができるのではないかと感じています。

 

2.社内案件の参画

次の私の成長要因になったのは、社内案件への参画です。

社内案件とは、自社内の取組に関することであり、私が参画したのは自社コーポレートサイトの刷新プロジェクトでした。

弊社のコーポレートサイトはご覧いただけたでしょうか?今のサイトへのリニューアルに私は携わりました。

主に、サイトの構成を考えサイト作成の担当者と打合せ、各ページに必要な材料集め等を行いました。

特に印象深かったのは、コーポレート紹介動画の作成です。弊社の事業を紹介するための動画作成なのですが、私自身そういったことの経験はない中、今までの案件で培った経験をベースにし、企画立案から動画作成までの管理を行いました。

初めはやったことないことに対して一からできるのか。誰か経験者いないのかと不安に駆られていましたが、やってみてそういった不安は小さくなりました。

企画立案から撮影までの流れにつては、案件の進捗管理をベースにして管理することができました。スケジュールを引き、その中でやらなければいけないタスクを整理することは、案件を進めるときでも、社内案件でやったこともない動画作成をするのでも同様の考え方で進めることができました。

 

社内案件の場合、失敗してもいいというわけではないですがリスクは小さく、よりチャレンジングに動くことができたと感じています。

こういうことをやってみたいという考えに対して、実現するためには何をすべきなのか、期間はどれくらいで設計しなくてはいけないのか、に対して今まで培った経験を形として出せる一つの場と感じています。

実際に完成したコーポレートサイトと動画を見たときは感動しました。自分が携わったものが実際に形となり世の中に出される機会ってなかなかないかと思います。この経験の中で、自分が持つノウハウを実践の場で使えたということと、そこから振り返ることで自分には何が足りなのかということ実感でき、その後の案件参画や自己研鑽のきっかけにできたことは自分の成長要因の一つだったなと思います。

 

 

転職を考えている方へ

現在転職を考えている人たちは、一抹の不安を抱えているかと思います。

転職をしたものの成長ができるのか、転職失敗したらどうしよう等あるかと思います。実際私もそうでした。

地方で銀行員と言えば、周りからは「安定している」「いい会社に入れたね」などと言われ転職しようものならマイナスな意見をもらうことの方が多かったです。

しかし、アーツアンドクラフツに転職して自分はとても良かったと感じています。

入社してそうそうに多くの案件を経験できたこと、社内案件で自社サイトの更新を経験できたことと、外部内部両方でいい経験をできていると思います。

また、アーツアンドクラフツでは成長したいと意思がある人に対して、フォローする場が整っていると実感しています。

上司や先輩社員との距離も近く、自分が成長するためには何が必要なのか相談にも乗ってくれますし、意思があればその場も用意してくれます。

活かすも殺すも自分次第ですが、こういった環境はとても重要だと感じています。

 

筆者からのメッセージ

今回は転職を考えている皆様に向けて、筆者の経験を交え「成長」についてご紹介いたしました。

こちらは、私の経験をありのままにお伝えしており、弊社へ少しでも興味を持っていただけましたら、事業内容や他社員についての記事もご用意しておりますので、ぜひ参考にしていただけますと幸いです。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

本記事が、皆様の今後のキャリアの一助になることができれば幸いです。

福田 裕基

アーツアンドクラフツConsulting & Solution事業部/コンサルタント

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