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【コンサル事業部紹介★第3弾!】アーツアンドクラフツが目指すコンサルタント像をご紹介!

ACの目指すコンサルタント像に関する本記事の概要

本記事では、まずアーツアンドクラフツが目指すコンサルタント像についてご紹介したのち、未経験で入社した社員の成長を促進するために設けられているステップアップの仕組みについて述べてまいります。

筆者は今年で入社3年目を迎えましたが、就職活動をしていた3年前、企業選びの軸で重視していたのは「成長できる環境」でした。
時代変遷が激しい現代において、汎用性の高いスキルを獲得したいと考える方は多いのではないでしょうか。 

本記事では、弊社コンサルタントが目指す姿をお示しするとともに、その過程で身につけることができる汎用的なスキルについてもご紹介いたしますので、ぜひあなたが考える理想的なビジネスパーソン像と照らし合わせながらご覧いただければと思います。

 

ACの目指すコンサルタント像

弊社アーツアンドクラフツでは、コンサルタントを「ビジネスプロフェッショナル(BP)」まで育成することを目指しています。

働く上で個々人が辿る過程は異なるかもしれませんが、最終的には誰もがビジネスプロフェッショナルの素養を身につけられるよう、1人1人の成長をサポートする育成基盤を有しています。

ビジネスプロフェッショナルの定義

ビジネスプロフェッショナルと聞くと、様々な定義が考えられますが、弊社では「コンサルタント領域にとらわれない柔軟かつ広範な経営視点を携えた事業を運営・創造できる人材」として定義しています。

筆者は、ビジネスプロフェッショナルであることにおいて最も重要なポイントは「経営視点」だと思っています。
近年はテクノロジーの進展が目覚ましく、コンサルタントの業務も一部は代替され得る可能性が高くなっています。そういった背景もあり、コンサルタントにはより高い視座が求められ、プロジェクト単位ではなく、事業単位で世の中を見通し、問題解決を図れる人材になっていく必要があると考えています。

ビジネスプロフェッショナルとは、目まぐるしく移りゆく現代においても、絶えず思考を働かせ続け社会的価値を創造できる人材と言えるでしょう。

ビジネスプロフェッショナルの定義はご説明した通りですが、目指す方向性によって2種類に分類できますので、次項でそれぞれの特徴をご説明いたします。

ビジネスプロフェッショナル①:事業責任者

まず1つ目が事業責任者型のビジネスプロフェッショナルです。
マネジメント領域を対象とし、既存事業を拡大させるための事業活動全般(事業計画の策定や運営等)を担います
いわゆる「経営」に主眼を置いたビジネスプロフェッショナルと言えるでしょう。

当然ですが、一般的なコンサルタントが担当するプロジェクトと比較して、より高レベルなマネジメントが求められますので、11つの判断に対して大きな責任が伴います。
しかし、視点を変えれば自らが下した判断によって事業を動かすことが可能なため、やりがいや社会に対しての影響力を強く感じることができるかと思います。

ビジネスプロフェッショナル②:アントレプレナー(起業家)

2つ目がアントレプレナー(起業家)型のビジネスプロフェッショナルです。
既存事業の経営を対象としている事業責任者型のビジネスプロフェッショナルと異なり、新規事業立ち上げや新規事業推進を担います 

社会情勢を正確に把握しビジネスチャンスを捉え、経営資源を効率的に動かす能力が求められるため、創造性に加え基礎的な経営能力を身につけている必要があります。
難易度は高いですが、複雑化する現代社会において起業家人材の希少性は高く、紛れもないプロフェッショナルと呼ぶことができるでしょう。 

弊社では上記2つのキャリアビジョンを描くことができますが、現時点では①:事業責任者型のビジネスプロフェッショナルを志向するコンサルタントが多い傾向にあると感じています。
コンサルティング事業部自体が規模を拡大する成長期の過程にあり、受注した多数のプロジェクトを円滑に進めていくため、マネジメントの志向性を持ちやすいのかもしれません。

ただ、今後は新規事業立ち上げや推進の機会もさらに増やしていく予定です。これから入社される方は、キャリアの早期段階にアントレプレナー型のビジネスプロフェッショナルの要素を身につける機会にも恵まれるのではないかと思います。

ビジネスプロフェッショナルを育成するACの環境

弊社の目指すビジネスプロフェッショナルの要素を身につけるのは容易なことではありません。
実際、本稿をここまで読み進めてくださった皆様は、本当にビジネスプロフェッショナルを目指し到達できるのか、気になっているのではないでしょうか。

弊社では未経験の方であっても、ビジネスプロフェッショナルを目指すことのできる環境が用意されていますのでご紹介いたします。 

まず1つ目に、弊社では多種多様なプロジェクト機会が用意されています。
未経験の方であっても、1から育成し1人前のコンサルタントに育て上げることを信条としているため、特定の業界・業種に限定した受注をしておらず、幅広いプロジェクトにアサインすることができます。

 

そして2つ目に、事業展開/推進に携わる機会が用意されています。
弊社ではコンサルティング事業のほか、結婚/婚約指輪の製造及び販売を行う「ith」というブランド事業を運営しています。

ブランド事業の海外展開に、コンサルティング事業部のメンバーが関与する機会が用意されており、今後も複数市場に対して展開を予定しているため、事業の運営/展開に携わる機会は今後さらに増加していく見込みです。

ちなみに筆者は、コンサルティング事業(BtoB)とブランド事業(BtoC)が一組織に内在しているユニークさに惹かれ、入社を志しました。
当時から2つの事業を掛け合わせることによる相乗効果を狙った取り組みはあったのですが、直近ではその取り組みがさらにスケールアップしており、社会人としてキャリアを歩むに当たって類稀な環境にいることを実感しています。

 

ステップアップの仕組み

ビジネスプロフェッショナルを目指すと言っても、当然ですが様々な要素を身につける必要があるため一直線で目指すことはできません。
そのため、弊社ではビジネスプロフェッショナルへの到達に向けて徐々にステップアップできる仕組みを設けています。

職位と評価基準

弊社では個人のスキルを定量的、かつ段階的に評価する仕組みを設けており、評価に応じて役職が決まります。

職位を上げるためには、それぞれ設定されている評価基準を満たす必要があり、基本的には年次を重ねスキルアップしていくことによって、評価基準を満たせるようになっていきます。

特徴的なのは、Mgrクラスに昇進するまでの期間です。
個人差はあれど、新卒であれば入社してから4~5年ほどでMgrクラスの職位に就くことが可能であり、一般的なコンサルティング会社と比較しても、キャリアの早い時期にマネジメントを経験できるのは弊社ならではの魅力かと思います。

育成に重点を置いた取り組み

弊社では、未経験のどなたであってもビジネスプロフェッショナルに育て上げることを1つの使命としているため、育成制度/仕組みの構築に特に力を注いでいます。
一般的なコンサルティング会社は即戦力となる人材を多く雇用しますが、弊社はあえて未経験から成長させることに主眼を置いているため、その点が弊社の大きな特徴と言えます。

ビジネスプロフェッショナルになるために必要な能力は多岐に渡り一筋縄ではいかないため、誰であっても成長を図りやすい土壌を築き上げる工夫をしています。
※アーツアンドクラフツの詳しい育成制度ついてご興味ある方は別記事「コンサル部紹介第1弾」をご覧ください 

ステップアップをサポートする制度

弊社では育成制度の他にも個人のステップアップをサポートする制度として「資格取得制度」を設けています。

コンサルタントとしての基礎スキルは先述の育成制度で一通り身につけられますが、ビジネスプロフェッショナルを志向する上での専門性を磨くのに役立ちます。 
対象となる資格は多岐に渡り、合格した場合は資格取得にかかる受験料の免除だけでなく、インセンティブとして合格金を受け取れる(※対象資格による)制度となっています。

私見ですが、 実際に資格取得制度を活用して資格を取得しているメンバーは、プロジェクトでも成果を上げて存在感を発揮しているように思います。
資格取得制度も定期的にアップデートしており、入社直後であっても意見を発信すれば検討の土台に上げられる土壌があるのも、人数規模が大きすぎない弊社ならではの特徴かと思います。

 

統括

本記事では、弊社の目指すコンサルタント像についてご説明した後、具体的なステップアップの仕組みについてご紹介いたしました。

先述の通り、アーツアンドクラフツでは未経験のどなたであってもビジネスプロフェッショナルまで育成することに焦点を当てており、熱量を持って制度/仕組みを構築しています。
現在の制度/仕組みも完成形ではなく、さらにブラッシュアップをかけ個人の志向性に応じたステップアップが図れるように、日々協議しております。 
直近でも既存の仕組みにアップデートを加える動きがありますので、機会があれば詳細はまた別記事にてご紹介させていただきます。

最後に

アーツアンドクラフツのコンサルタントが目指す姿および、ステップアップの仕組みに着目した本記事、いかがだったでしょうか?
今後もコンサルティング事業部で実施している取り組みを、1記事/月程度のペースで発信してまいりますので、興味のある方は是非ご覧ください。 
また、「こんな情報を紹介してほしい」「こういった視点の記事を読んでみたい」などの要望がありましたら、弊社問い合わせフォームよりリクエストを頂ければ幸いです。

安原 拓海

アーツアンドクラフツ Consulting & Solution事業部/アナリスト
2020年早稲田大学文化構想学部卒業。ITコンサルティング分野において、CRM/SFAシステム導入支援の実績を保有。