KNOWLEDGE & INSIGHTS

AC社長ブログ「ともに、つくる」vol.38

仕事を楽しみ、自分らしくある

恵比寿オフィスの入り口には、こんな言葉が掲げられています。

ART IS MAN’S EXPRESSION OF HIS JOY IN LABOUR.

 

先日、ある社員からこの意味を聞かれ、創業前後の頃を思い出しました。当時の私は30代前半で、21世紀は表現の時代になると強く信じていました。SNSが広まり多くの人が気軽に発信できるようになり、アメリカでは新たに台頭した社会階層であるクリエイティブ・クラスが経済を引っ張るようになったと騒がれていました。

 

そんな頃にウィリアム・モリスの書籍や人生に触れ、彼の「ART IS MAN’S EXPRESSION OF HIS JOY IN LABOUR.」(アートは仕事における人間の喜びの表現)という言葉を大変気に入りました。モリスは主にクラフトマンの仕事を念頭にしていたようですが、私は職人に限らず、どんな仕事に従事する者も、その仕事との向き合い方によってはアーティスト(表現者)的な働き方が出来ると考えました。

 

モリスは、仕事を機会的な労働から喜び(=アート)へ昇華させるには、「variety (多様性)」、「hope of creation (創造の希望)」、「the self-respect which comes of a sense of usefulness (有用性の感覚)」の三つが必要だと言ってます。多様性とは、様々な仕事の価値を皆が共有し尊重すること。創造の希望とは、個人としてその仕事に何か自分らしさを加えられるか、そして有用性の感覚とは、他人に自らの仕事を認められる、感謝されること。

 

このモリスの三要素は、実はそのままAC Commonsの「多様性」、「実践」、「貢献」と言えるのではないでしょうか。改めて「ART IS MAN’S EXPRESSION OF HIS JOY IN LABOUR.」を考えると、10年余りの間に、この会社の価値観に深く根差したことに気づきます。

「みんなが仕事を楽しみ、自分らしくあること。」それがアーツアンドクラフツの目指すところなのかなと思いました。

 

さあ、今日はいよいよ東京オリンピックの開幕式です。既に競技は始まっていますが、この日を目指して努力してきたアスリート達の活躍に胸が躍ります。また、色々と問題が起こっているようですが、多くのアーティストが関わる開会式も今から楽しみです。私たちもそんなアスリートやアーティストのように日々ワクワク頑張っていきたいですね。

 

宮﨑

「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。

宮﨑晋之介

アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。

 

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