去る11/24に株式会社アイレップとの業務提携を発表しました。これは、当社が推進する&Partners事業にとっての大切な第一歩であり、提携のお話をくださったアイレップ執行役員の竹内様、そして社内の推進役である吉田役員には心からお礼を述べたいと思います。
プレスリリース
昨年より当社では、ithやWELLといった自社ブランドを創造してきた&Brands事業、クライアントの課題を解決するコンサルティングやソリューションを提供する&Clients事業に続く第三の領域として&Partnersという考え方を推進してきました。それは、&Brandsで培ったD2C(Dierct to Customer)やOMO(Online Merges with Offline)の実践的な技術を&Clientsのデリバリーの担い手であるコンサルタントの新たなソリューションとして、パートナー企業と共に価値を築く取り組みです。
ここ最近、ベンチャーによるD2Cブランドが続々と立ち上がり、それを追うようにして大手メーカーも興味を強めています。特にマーケティングレベルでの注目は高く、ある意味バズワード的な盛り上がりにもなってきました。私たちはD2Cを、ものづくりと顧客がテクノロジーにより直接的につながることで、マニュファクチュアリング(ものづくり)、メディア(顧客接点)、マーケティング、マネージメントの4つのMそれぞれにおいてイノベーションを起こすことだと考えています。
例えばそれは、ithのオンデマンドのものづくり、ものづくりを体験できる顧客接点としてのアトリエ、顧客データに基づき進化するマーケティング等。D2Cという言葉が出来る前からブランド事業部としてそこに従事する人にとっては当たり前のように日々行っていることが、実は貴重なD2Cの実践事例となります。
C&S事業部にとってはこれまでの主な領域である事業、M&A、経営等の計画の策定、市場調査やデューデリジェンス、ITツールの導入に加えて、当社ならではのソリューションとしてD2Cを展開することは、自ら事業を行うコンサルティング会社としての存在意義を一層強化することとなります。
D2Cは、コロナ以降に問題の顕在化が加速しているアパレル等の百貨店依存や、より本質的なレベルでの大量生産大量消費の構造といった様々な課題の一つの解決策になると期待されています。また日本の頑張るものづくり企業にとっては新たな事業発展の機会となることでしょう。C&S事業部のコンサルタントの手で、ブランド事業部が実践で培ってきた生きた情報や技術を社会へ還元することにより、世の中を少しでも良くできればと願っています。
尚、明日は吉田役員とアイレップ社によるD2Cに関するウェビナーも開催されます。今後の更なる展開に期待です。
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。
アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。