本日は私たちが営むブランド事業の社会課題の解決策としての可能性について考えてみます。
ブランドという言葉には多くの定義がありますが、中でも私たちが携わるブランド事業は手工業品を対象にしたものです。
手工業とは、例えばジュエリー、靴、バッグ等のものづくりであり、対して機械工業は車やテレビ等のものづくりとイメージしてください。ざっくり言えば、電源が必要なものは機械工業品、必要なければ手工業品かな。乱暴な仕分けですが、、
手工業(または工場制手工業)はどの国でも行われています。しかし、それを世界的なレベルで展開する多くは欧州の企業です。今や世界のどの都市にもLVやHERMESのお店が並んでいます。
では、なぜ本来高い技術を持つはずの日本の手工業は世界で展開できないのか。その違いが、ブランドです。
ブランドとは何なのでしょう。
高い技術でものをつくるだけではブランドにはなれません。だからと言って流行の品を上手に広告すればブランドである訳でもありません。
ブランドには4つの側面があります。
まずは、勿論ものづくりです。良いものがなければ始まりません。
次に、顧客と触れ合う場です。それは人であり、お店であり、Webや広告等あらゆる媒体が含まれます。
そして、共感を生むストーリー。良いものづくりがストーリーとして人や媒体を通じて顧客の共感を喚起する。
最後に、ブレずに信念を持ってこれら3つを営んでいく企業としての姿勢があります。
ものづくり=Manufacturing
顧客接点=Media
ストーリー=Marketing
企業姿勢=Management
私はこれらをブランドを構成する4つのMと呼んでいます。
欧州が発明したのは、まさにこの4つのM。世界の一地方の手工業が世界へ羽ばたけるソリューションとしてのブランドです。
日本のものづくりの危機が叫ばれて久しいですが、未だにManufacturing以上のMに挑戦している企業は少ないのが現実です。
私たちは、ブランドをソリューションとしてつくりあげることで、日本のものづくりへ貢献したいと考えています。
ブランドこそが、日本のものづくりを救う。
そう信じて、今日もまたみんなで一つ一つの仕事へ真摯に向き合っていきましょう。
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。
アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。