本日の全社方針説明会では、各事業部から今期の方針について話をしてもらいました。
それを受けて、改めて会社全体として、今期をどう捉えているかを整理しておきたいと思います。
今期の大きなテーマは二つあります。
一つは、ブランド事業をサステナブルな事業へ進化させること。
そしてもう一つは、その挑戦を通じて、C&Sがこれからの会社を次のステージへ進化させる中心的な存在となることです。
ブランド事業は、この数年、地金価格の高騰を受けて、本当に厳しい状況が続きました。
地金価格そのものは、私たちの努力だけでコントロールできるものではありません。
それでも、地金以外のコストや、自分たちの運営によって変えられる部分は、以前よりもずっと見えるようになってきました。
この苦しい期間に、みんなで真剣にコストと向き合ってきたことで、売上を伸ばすことに重心があり過ぎた事業の見方も、少しずつ変わってきたと思います。
これからは、無理に売上だけを取りにいくのではなく、必要な利益から逆算して、適正な売上を目指していく。
そうすることで、必要な人員や繁忙期の負荷も、以前より計画的に考えられるようになります。
そして、事業を計画的に動かせるようになるからこそ、働き方についても計画的に考えられるようになります。
みんなが一定の余裕を持ちながら、この仕事を長く続けていける環境をつくっていく。
今期は、その第一歩を踏み出す一年にしたいと思っています。
婚姻数が減り、地金価格が高騰するような時代でも、長く続いていくブランド価値をつくること。
そして、そこで働く人たちが、余裕を持ちながら長く働き続けられる環境をつくること。
その二つが、サステナブルなブランドになるということだと思います。
そして今期は、その挑戦に、C&Sが本格的に関わっていきます。
ここが、今期のもう一つの大きな意味です。
当社は創業以来、ブランド事業とC&Sの二軸で経営をしてきました。
ただ、これまではそれぞれが独立した事業として成長してきた側面が強く、本当の意味で大きなシナジーを生み出す機会は、決して多くありませんでした。
今期は違います。
ブランド事業が次のステージへ進むための重要な局面に、C&Sが主体的に入り込み、事業そのものをより良い形へ仕上げていく。
これは、当社が創業以来続けてきた二軸経営の中でも、最も大きなシナジーを生み出す挑戦になると思っています。
この経験はブランド事業だけのために終わるものではありません。
C&Sにとって、自分たちの会社の事業を動かし、改善し、成長させる経験は、今後目指していくプライム領域、事業再生、事業経営へと発展していくための土台になります。
クライアントの課題を解決する力だけでなく、事業そのものをつくり、育て、変えていく力。
その力を身につけて初めて、私たちが掲げる「ビジネスプロフェッショナルを育て、その活躍の機会をつくる」という理念は、もう一段大きなステージへ進むことができます。
私は、このブランド支援が、その最初の一歩になると考えています。
ブランドは、サステナブルな事業へと進化し、働くみんなにも、社会にも、長く価値を提供し続けていく。
C&Sは、その挑戦で得た経験を糧に、事業をつくり、事業を育て、事業を再生する力へと進化し、これからの会社を次のステージへ進化させる中心的な存在となる。
今期は、その二つが初めて本当の意味でつながります。
私は、この一年が、当社の次の十年を決める転換点になると考えています。
ぜひ全員で前に進めていきましょう。
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。


アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。