本日は管理本部の紹介をしたいと思います。
三浦役員をトップに人事総務部4名、経理財務部3名、ITシステム部2名の合計10名で構成される当社のまさに心臓部です。
私は新卒からビジネスキャリアを通じてずっとフロントオフィス側にいましたので、バックオフィスの仕事に関わるようになったのは会社を設立してからです。実はアーツアンドクラフツの歴史の最初の10年弱(およそ2/3)はそんな素人の私の下、かなり杜撰な状態が続いていました。
当時の私は営業上がりにありがちな管理業務のことを何も理解してない社長で、素晴らしいブランドをつくるとか、ビジネスプロフェッショナルを育てるとか、そういった事業面のことにばかり熱中するあまり、管理面で気にしていることと言えば、口座のお金が尽きないこと、支払いが滞らないこと、そんなことくらいでした。ようは理想はあれど、企業としては、まあギリギリ成り立っているようなレベルでした。
転機は、2019年のコロナ直前の頃。社員数が100名を超えたあたりでした。
いや、さすがにこんな杜撰な状態で100名もの社員を抱えるのは無理だし、何より信頼してもらってる社員のみんなに申し訳ない。と考え、人事のプロを採用しようと決めたのが今の管理本部に至る第一歩だったと思います。(その時点で100名を超える当社に人事部はなく、人事や総務の経験者すら居ませんでした、、汗)
そこにやってきたのが中村部長です。
中村部長は「ここが自分の人事としての最後のキャリア!」と常々言うように、並々ならぬ決意と責任感でこの会社の人事部をゼロから作り上げています。これまでの経験と専門知識の深さはもちろんのこと、私が尊敬しているのは勉強を怠らない姿勢です。常に最新の人事労務情報をキャッチアップし、また資格取得の勉強もされる努力家です。
人事総務部は、中村部長のもと、労務担当のAさん。採用担当のKさん。そして採用補助のSさんがいます。
労務計算というのは、それこそ間違ってしまったら社員にダイレクトに迷惑がかかる大変デリケートな業務です。Aさんの仕事は一つ一つとても丁寧で、本当に安心できます。
採用担当のKさんは管理本部で最も最近入社されましたが、そこから当社の採用力が格段に上がりました。両事業部ともに人の確保が生命線の中、事業部長達からも極めて高い評価です。
Sさんは先日SlackでNHK出演のお知らせがあったので皆さんの記憶にも新しいかもしれませんが、とても誠実で仕事にまっすぐ向き合う気持ちの良い人です。
一方で、経理財務部を率いるのが鎌田マネージャーです。
経理財務部も今の体制が整うまでには紆余曲折がありました。前任の経理マネージャーはフルタイム社員ではなく、経理アドバイザーとして様々な会社の面倒を見られており当社はその一つでした。絶え間ない金の出入りが伴う経理は一度出来上がった仕組みをそんな簡単に変えることができません。結果、経理を完全に内製化できない中途半端な状態のまま会社の規模だけが大きくなっていきました。
鎌田マネージャーとKさん、Wさんの三人のチームの凄さは、とにかく粘り強い、そして一人一人の仕事の領域とキャパ共にとっても広くて深い。鎌田マネージャーが入社してまだ一年半なのですが、本当にそれ以前がもう想像できないくらい当社の経理体制は強くなりました。私が心から信頼するチームです。
最後はITシステム部。HさんとAさん。Hさんはホワイトヘアー、Aさんはインドネシア出身というダイバーシティなコンビですが、その腕前は折り紙つき。ithにとってシステムはブランドの始まりから今までの歴史や進化が全て詰まっている事業そのものといっても過言ではなく、社内でこのレベルのシステムを構築できる会社は稀で、少なくともジュエリーの業界においては唯一でしょう。
こうして紹介していくと、改めて管理本部のメンバーの一人一人が本当にレベルの高いプロフェッショナルであることに気付きます。
冒頭に管理本部は当社の心臓部だと書きましたが、様々な部署が身体の色んな器官だとして、それらを繋ぎ血を巡らせる、紹介したメンバーはまさにそうした循環器のような存在です。
私たちが日々気にせず脳を動かし、手先に集中し、明日に向かって全力で駆けられるのも、実は身体に血が巡ってるから。そんな外からは見えにくいけど決定的な働きを少数精鋭で担っている管理本部の紹介でした。
最後に、普段からとても近くに座っているのに、私の性格からなかなか面と向かって言えないので、管理本部メンバーにはこの場を借りて感謝の気持ちを伝えたいです。「いつも、本当にありがとうございます!」
おっと、一人とても重要な人物、、、我らが管理本部長三浦役員の紹介を忘れてました。そうですね、三浦役員と言えば、、、
私は創業から一貫して危機の場や、何かゼロから着手する、またはリカバリーする局面に充てがわれることが多いのですが、そんな死地に突っ込む時に背中を預けるのは、常に三浦役員の一択です。そんな彼がこれまで担ってきた事業部系の業務を他へ引き継ぎ、今期からようやく管理本部一本で全力集中することになりました。
彼の紹介文と、更に高まる管理本部の重要性はこの説明で十分伝わるかな。
これから益々拡大し、複雑化し、進化を迫られる当社の管理本部ですが、三浦役員、中村部長、鎌田マネージャー、そしてそれぞれがプロフェッショナルな7名のメンバーならば、必ずや盛り上げ、乗り切っていけると信じています。よろしくお願いします!
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。
アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。