AC社長ブログ「ともに、つくる」vol.94

コンサルは出社すべきか

To go, or not to go, this is the question.

オフィスに行くべきか、行かぬべきか、それが問題だ。

先日のC&Sマネージャー会議。年明け早々、我々はハムレットばりに悩んでいました(笑)

 

その時です。草葉の陰から亡霊の声が・・・

 

No!  That is not the question.

いやいやいや、それが問題ではないっしょ!

 

というのは冗談ですが、でも出社するか否かが一大イシューになっているのは事実のようです。

はじめに言っておきますが、正直、私は答えを持っていません。事業部の代表者であるマネージャー陣で議論して方針を決めれば良いと思ってます。

ただ、ここで私なりに、What is the question? -何が問題なのかの整理だけしてみたいと思います。

 

冷静に考えれば皆んな分かると思いますが、出社するか否かが問題ではないですよね。問題はシンプルに「どんな働き方が最も仕事のパフォーマンスを上げるか?」に尽きます。

 

ただ、それだとまだ論点が粗いので、そこに我々の組織としてのフェーズやレベルを加えて考えてみましょう。

我々は今まさに成長中の若く未熟な集団です。それはメンバーもマネージャーも、もちろん私含む役員も同じです。その組織にとってパフォーマンス最大化とは、個人の出力という観点だけでなく、集団であることの利点をどう加えるかが大切です。

 

そうすると、昨年末からテスト的に進めた月二日以上の出社の取組みは、

・リアルで集まることによって、個人の成長が促進されたのか?

・リアルで集まることによって、個人のリテンションが強化されたのか?

・リアルで集まることによって、チームの業務効率と質が向上したのか?

この三つの観点で評価するべきなのかなと、私的には思ってます。

 

ただ漠然と出社したか否かではなく、更に踏み込んで、出社日に三つの問題に対してチームとしてどんな特別な取り組みをしたのか?を共有するのが次のステップにとって重要になるんじゃないでしょうか?

まず各チーム、各マネージャーの取り組みと成果を集めて全体のナレッジを高めていくこと。もちろん決して出社ありきの議論ではないので、今回敢えて出社して取り組んだことで見えてきた良い方法を逆にリモートに転用できるか検討することも大切です。

 

三つの問題を改善しパフォーマンス向上につなげる為の働き方を、出社orリモートの対立軸ではなく、シームレスに考えていきたいですよね。

 

宮﨑

「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。

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宮﨑晋之介

アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。