AC社長ブログ「ともに、つくる」vol.51

新しいファーム像

 

下半期に入ったばかりのところですが、既に来期の計画の策定作業がはじまりました。

そんな中、C&S事業部では従来から掲げる来期50名体制のその先を見据えて様々なことを議論中です。

 

C&S事業部はここ数年新しいファーム像を追求してきました。それは業界の一般的なファーム像であるパートナーファーストの組織ではなく、多様な出自を持つ未経験メンバーが作る組織です。

従来のファーム像とは、業界経験豊富なパートナーが集まり会社を設立、パートナーに紐づいたクライアントと共に売上が増加し、それに伴いパートナーの手が足りなくなりアシスタントメンバー(主に業界経験者)を採用し始めることで組織拡大していくパターンです。

これに対して当社C&S事業部は、そもそもトップ以外は業界経験者が存在しません。業界未経験者をメンバーとして採用し、丁寧に育成していくことで組織の拡大を図っています。

 

私はこのC&S事業部を「メンバーの成長にあわせて進化するファーム」と呼んでます。

従来のパートナーファーストではなく、メンバーファースト。最初から強みや価値観が固まった強いファームではなく、メンバーの成長と共に強みや価値観も変わっていく。今は弱いかもしれないが、良い意味で先が見えない面白い組織だと思っています。

 

また、「メンバーの成長にあわせて進化するファーム」だからこそ、私たちのコアミッションは「ビジネスプロフェッショナルの育成」ですし、コアコンピタンスは「BP育成力」です。

現在議論中の今後の計画には、BP育成をより促進する新たな施策や仕組み、展開も織り込まれますので楽しみにしておいてください。

そして、私たちが今後の3年、5年とメンバーの成長にあわせて組織としてどんな風に進化していくのか?みんなと共有するイメージを少し持てることが出来ればと思いながら、議論を進めていますので、こちらも乞うご期待。

 

目下、コンサル業界は活況を呈しており、ベンチャーコンサルファームも百花繚乱です。そんな時代に、私たちのような多様な出自を持つ未経験者集団がメタモルフォーゼを繰り返しながらオンリーワンのファームになっていく。そんな痛快な3年、5年をみんなと一緒に走り抜けたいと思っています。

 

宮﨑

「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。

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宮﨑晋之介

アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。