先週の金曜、土曜と、C&S事業部のリーダーシップオフサイトを開催しました。
C&S事業部では、以前から「ファーム経営」を掲げています。
事業部の方向性や重要な取り組みについては、トップダウンだけで決めるのではなく、マネジャー以上のメンバーで議論し、合意形成をしながら進めていきたい。
そんな考えのもと、このオフサイトも毎年実施しています。
今期の振り返りから来期の方針、そして少し先の未来まで、1.5日という限られた時間の中で、今年も非常に濃密な議論が行われました。
前半では、まず前回オフサイトで決定した重点施策の振り返りを行いました。
その中でも大きなテーマだったのがユニット制への移行です。
専門性の向上やキャリアの多様化、組織運営の柔軟性など、多くの面で良い成果が見られたことを皆で確認しました。
もちろん課題もありますが、まずは大きな一歩を踏み出せた一年だったと思います。
続いて、人事面について経営企画室から今期の成果が共有されました。
実は一年前のこの場では、離職者の増加や採用難もあり、かなり厳しい見通しが語られていました。
しかし新たに発足した経営企画室の取り組みにより、今期は採用・リテンションともに大きく改善しました。
数字だけではなく、「組織として前に進めている」という実感を持てた発表だったと思います。
その後は私から、前期から今期、そして来期計画について、各領域ごとの状況を共有しました。
今期はIT PMOやBPOなどの長期伴走型案件が増加したことで、事業の安定性が大きく高まりました。
売上だけでなく、経営基盤そのものが一段強くなった一年だったと感じています。
一方で、今後に向けた課題についても議論しました。
まず鈴木役員からは、案件の高度化が進む中で求められる新たな能力について発表してもらいました。
クライアントから期待される役割は、ここ数年で大きく高度化しています。
その変化の背景と、我々自身がどう進化していくべきか。
そのために何を学び、どのような経験を積むべきかについて、非常に示唆に富む内容だったと思います。
もう一つの大きなテーマは、PMO領域の持続的な成長に向けた体制づくりでした。
今期この領域を牽引してくれたユニット長の退職に伴い、来期からは松岡役員がユニット長に就任することを皆で決定しました。
その後、松岡役員から新体制の方針について発表してもらいました。
シニアマネジャー、マネジャーあわせて4名のリーダー陣と協力しながら、新たな体制を築いていくことを確認しました。
その中で、これまで培ってきた多様な経験やキャリアがどのように活かされていくのか、今後が非常に楽しみです。
また、今期取り組んできたプライム営業については、吉田役員から成果と今後の展望が共有されました。
領域の多様化が進む中で、この分野も大きな進展がありました。
来期につながる確かな手応えを感じています。
特にAI領域の最前線にいるクライアント企業の考え方や将来像について学ぶ機会もあり、私自身にとっても非常に刺激的な時間でした。
そして最後は平田役員から、来期より本格的に始まるブランド事業部へのハンズオン支援と、それを起点としたC&S事業部の将来ビジョンについて共有がありました。
「事業をつくれるコンサルタントを育てる」
平田役員が以前から語ってきた理想が、いよいよ具体的な形になろうとしています。
クライアント支援だけではなく、自ら事業を運営し、その経験を価値として還元していく。
そんな未来に向けた第一歩が始まることに、私自身も大きな期待を感じています。
後半は、マネジャー陣から事前に挙げてもらった議題についてディスカッションを行いました。
全部で15の議題を話し合い、その結果、来期に向けた9つの方針を決定しました。
中でもマネジャーの役割や評価については、非常に熱い議論が交わされました。
自分たち自身の役割や責任について、感情論ではなく客観的に議論し、より良い形を探ろうとする姿勢は、やはりコンサルタントという職種ならではだなと感じました。
今回決定した方針や今後の取り組みについては、次回の月例会で改めて皆さんへ共有される予定です。
毎年そうなのですが、オフサイトが終わる頃には本当にヘトヘトになります。
ただ、それ以上に大きな充実感があります。
事業の未来について真剣に考え、立場を超えて議論し、一つひとつの方針を決めていく。
この時間そのものが、C&S事業部の強さなのだと思います。
参加いただいた役員、ユニット長、シニアマネジャー、マネジャー、そして経営企画室の皆さん、本当にお疲れさまでした。
今期の勢いをそのままに、来期もさらに良い一年にしていきましょう。
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。


アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。