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【社員紹介記事★第七弾】社会人として働くマインドが変わった1年間

※この記事は、弊社のC&S事業部、特に戦略コンサルを志望している方に向けて、当事業部でどんな人材がどのような心構えを持って働いているのか?を紹介し、当事業部の雰囲気や文化への理解を深めていただくための記事となります。弊社の事業の活動内容を知りたい方は、Knowledge&Insight内のタグ機能にて、ご覧になりたいカテゴリを選択したうえで閲覧ください。

本記事が成長できる環境を求めている方や、コンサルタントとしてのキャリアを検討されている方の一助となれば幸いです。

 

筆者のプロフィール

筆者は小川 穂高(おがわ ほだか)と申します。

2024年に東京経済大学経営学部を卒業し、同年の4月弊社アーツアンドクラフツに新卒5期生として入社しました。大学を卒業し、まだ一年しか経っていないということもあり就職活動時に考えていたことをリアルにお伝えできると思いますし、実際に働いて感じたことをできるだけリアルに書いていきます。

特に弊社アーツアンドクラフツが知りたい方、社会人がイメージできていない方にうってつけのブログとなっていますので、是非最後まで読んでいただけますと幸いです。

 

何のために社会人になるのか

このブログを書こうと思ったとき、大学4年生の3月に自分はなにを考えていたのだろうかと、振り返ってみました。当時大学生の私は社会人として働くイメージがついていないという理由から、社会人になることへの不安を覚え、これからどうなるんだろうと日々考えていました。

では本題になりますが、何のために社会人になるのでしょうか。少し考えてみると「お金を稼いで、好きなことするため」「自分の好きな仕事を通して自己実現をするため」「困っている人を助けるため」等でてきますが、結局はなってみないと分からないと答える方が多いのかなと思っています。

 例えばですが、

  • Aさんは就職活動において、将来の安定と経済的な充実を求めて、給与水準の高い大手上場企業への入社を決めたとします。しかし実際に働き始めると、金銭的な報酬よりも職場の環境や仕事のやりがいといった要素の方が重要であると感じるようになるかもしれません。
  • 一方で、Bさんが自身の興味や情熱を追求し、大手企業ではなく中小・零細企業への就職を選んだとします。しかし働き始めてみると、自身の期待とは異なり、経済的な安定をより強く求めるようになる可能性も考えられます。

これらのことから、就職活動時に重要視する要素と、実際に働き始めてから重要だと感じる要素は、必ずしも一致するとは限らないと考えられます。結論、何が言いたいのかというと、社会人になる目的は、働いてみないと分からないということです。入る前に将来のことを色々試行錯誤して考えることも大切ですが、入った後にどうするかが最も大切だと思っています。

そのため、次章以降では筆者がなぜ弊社アーツアンドクラフツに入社したのか、実際に働いてみて何を考えたのかをお話していきます。何かしたいけど具体的になっていない方や成長したいけど何をすればいいのかが分からない方のヒントとなれば幸いです。

 

私自身の就職活動

前章で、何のために社会人になるのかということについて触れました。私は就職活動当時は何を考えていたのかというと、何のために社会人になるのかはあまり考えていなかったものの、危機感はなぜか感じていました。振り返ると、就職活動中に聞いたあるニュースの話題が原因ではないかと思っています。

それは「10~20年後に約半数の職業がAIに代替される」という話題です。

その話題に駆り立てられ、私は周りの人やAIに言われたから動くではなく、自分の頭で考えて道をつくりだせる人間になりたいと考えていました。将来結婚して子供ができたときに仕事を選べる人間になれば安定して稼ぐことができるし、したいことがいつでもできるのではないかと。そのざっくりとした将来像を目標としたとき、新卒で入る会社は自分で考えて行動できる職業、かつ日々チャレンジせざるを得ない会社にいこうと思っていました。

そこで出会ったのがコンサルタントという職業であり、”アーツアンドクラフツ”

またアーツアンドクラフツのHP・採用サイトを見た際に、「未経験から、プロフェッショナルを育てたい」という言葉をみて、この会社は未経験からでも受け入れてくれる環境があることを知り、志望しました。

 

筆者の成長要因と得られた成果

では、そんな期待を込めて入社を決めた私が実際にアーツアンドクラフツで働いてみて、成長した要因と得られた成果を大きく2つお話していきます。

1. 多くの先輩方と話す機会を設けることにより、自分の課題を言語化する習慣がついた

入社した当初の自分は同期の中でも一番地頭が悪い、理解能力がない、どんくさい人間で、タスクを振られても上長の想定の2倍は時間がかかっていました。またタスクの目的をおさえられておらず、方向性がずれているなど、上手くいかない日々が続きました。

そのような日々が続いているとき、ふと先輩から「色々な先輩に1 on 1を申し込んだらどう?」というご提案をいただきました。自分の性格上、あまり人に頼らず自分の力でできるだけやりたいという思いを持っていたため、なかなか行動に踏み出せなかったですが、入社3か月目から1週間に4~5人の方と1 on 1をはじめてみました。今思えば、ほぼ毎日の色々な先輩と1 on 1をしていることに気づき、先輩方にお世話になったなという気持ちでいっぱいですが、このアーツアンドクラフツにはそんな先輩方がたくさんいます。

例えば、夕方に毎日30分、私の成果物確認の時間を取ってくださった方(別の案件の方なのに)や、自分のタスクを終わって帰宅できるのに、私の悩み相談やタスクのサポートなどを含め3時間も付き合っていただいた方などがいます。1週間に4~5人の方とお話すると、日々の課題や考えを壁打ちでき、自分の考える練習にもなり、また先輩から的確なフィードバックもいただき、解像度や観点が良くなったのを実感しました。そのようなことを半年ほど続けていると、気づいた頃には自分の課題を言語化する習慣がつき、それをアクションに結び付けるというサイクルが自然と出来上がっていました

 1 on 1のFBを記載していた振り返りシート

 

2. 受け身にならず、自分が案件を回そうとアグレッシブに取り組むことによって、自分に自信がついた

1つ目の成長要因でもお話したように、入社当初は上手くいかない日々が続いていましたが、それに加えて私は自分に自信がない性格のため、毎日凹んでばかりいました。そんな私に自信がつくきっかけとなったのが、入社半年後に上長と2人で取り組んだ調査案件です。驚いたことに、この案件に誰をアサインするか募集していた時に、自分も立候補してみると、なんと入社してまだ半年の私が抜擢され、9月から3月の半年の案件にアサインされることになりました。この調査案件の体制としては基本的にクライアントとのやりとりは上長、タスクの実行は私でした。そのため、とりあえず私は上長から与えられたタスクをこなす日々が続いていました。

しかし、受け身になって与えられたタスクをこなすだけではコンサルタントに求められるほどの価値が出せないということに徐々に気づき、自分からアグレッシブにタスクを提案するようになっていきました。例えば、今後発生ししそうなタスクを事前に見つけて、自発的におこなったり、クライアントの想定以上のタスク量でも引き受けて、スケジュール内に完遂させたりといったことをおこないました。泥臭く、かつアグレッシブに動いた結果、案件参画から2か月後、ついにクライアントとチャットベースではありますが連絡を取らせていただけるようになっていき、クライアントからの信頼も得ていきます。最終的には無事案件の目標が達成でき、クライアントからお褒めのお言葉をいただきました。その経験もあり、入社して1年が経った現在、入社当初よりは自分に自信がつき、仕事が楽しいと思えるようになっていきました。

2つの成長要因を振り返ると、アグレッシブにチャレンジしたいという姿勢を引き上げてくださった諸先輩方のおかげでもあると考えています。これは弊社アーツアンドクラフツの環境の良さでもあります。自信がなく、どんくさい新卒の私が、入社半年で案件をほぼ1人で回せるようになった環境がアーツアンドクラフツにあると思っています。

 

筆者からのメッセージ

何のために社会人になるのか

この問いを今でもふとした瞬間に考えています。その回答は明確にはなっていないものの、この会社でつかんだこともあります。

それは今を楽しく生きるために社会人になるということです。 自分の人生を楽しくデザインするために、社会人になり、色々なことを経験する。

この感覚は間違いなくアーツアンドクラフに入ってから得られたものであり、大学生当時の私が思っていた不安はなくなりました。どこの企業に入社するかも大切ですが、入った後なにをするか、どのように頑張るのかも大切です。一度しかない人生を楽しくデザインするためにもこの会社に入社できてよかったと改めて感じています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
本稿をご覧になった方々とアーツアンドクラフツで一緒に働ける日を楽しみにしております!

小川 穂高

アーツアンドクラフツConsulting & Solution事業部/アナリスト

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