12月から続いたブライダルジュエリー業界の繁忙期も、ようやく落ち着いてきました。
アトリエのみんな、本当におつかれさまでした。
ものづくりサイドはここからがむしろ忙しくなりますが、引き続きよろしくお願いします。
ithは毎年、この繁忙期をひとつの山と捉えています。そして山と山の間で、ブランド価値をどう高めるかに取り組んできました。
少し落ち着いたこのタイミングで、次の挑戦に向けた話をする前に、まずはこの一年を振り返ってみたいと思います。
昨年のテーマを覚えていますか。
「質の向上」でした。
ブランドを大きくしよう、拡大しようという外向きの話ではなく、もう一度内側に目を向けようという一年でした。
新宿や千葉のアトリエを閉めたのも、その延長線上です。それぞれができることから手をつけ、地道に取り組んできました。
その結果、この繁忙期は前年より来店者数が増加しました!!
これ、実はかなりスゴイことです。
業界全体で婚姻数が減り続け、地金高騰による値上げや出店によって売上を維持するケースはあっても、純粋な来店者数が伸びているブランドは本当に一部です。しかもithは昨年よりアトリエ数が少ないにもかかわらず、全体の来店者数が伸びています。
これはブランド価値が確実に高まっている証拠だと思っています。絶対的な意味でも、競合との相対的なポジションという意味でもです。
一方で、成約率は少し苦戦しています。
地金高騰による価格改定で、結婚指輪は以前よりも高額なものになりました。その中で、これまで以上に価値を丁寧に伝えていく力が求められているのだと思います。
次のチャレンジは明確です。
来店してくださったお客様に、いかにithの価値をきちんと届けるか。そして、ithそのものの価値をさらに高めていくことです。
すでに現場ヒアリングも始めています。それらをもとに、4月からは各アトリエを訪問し、研修をしていきたいと考えています。
昨年2月に繁忙期の不振を伝えてから、ちょうど一年が経ちました。あのときはみんなに心配をかけました。
それでもこの一年、「質の向上」を合言葉に、本当によく取り組んでくれました。
こうして今、ブランド価値が確実に高まっていると伝えられることを、心から嬉しく思います。みんなを誇りに思います。本当にありがとう。
ここからが、また新たな挑戦です。
4月からのアトリエ訪問、楽しみにしています。
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。


アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。