アーツアンドクラフツでは、創業以来ずいぶん色々な新規事業をやってきました。
いまの会社だけを見ていると、ブランド事業のithと、コンサルティングのC&Sという二つの事業を運営している会社に見えると思いますが、その間には、うまくいかず残念ながら途中で閉じた事業やサービスへの挑戦もありました。
何か新しいものを考えて、とりあえずやってみる、というのは、私の好きなこの会社のDNAのひとつです。
そんな当社の最新の新規事業として、吉田役員を中心に「Growth Intelligence」というサービスをテストオープンしました。
https://growthintelligence.jp/
これまで当社がつくってきた新しい事業は、ithをはじめBtoCが多く、クラフトマンやファーマーなど、何かをつくる人たちにフォーカスしたものが多かったと思います。
一方で、今回のGrowth IntelligenceはBtoBです。
現在のC&Sは、大手企業の戦略やPMOプロジェクトに参画し、大手コンサルティングファームなどと一緒に仕事をする、いわゆるサブコン領域を一つの強みとして成長してきました。
今回の新たな挑戦では、そうした大手企業向けのサブコン領域という事業基盤に加え、私たち自身が企業の経営者と直接つながり、中堅企業の経営課題を解決するプライム領域の開拓を目指しています。
ここで少し面白いのが、今期の会社全体の動きです。
今期は、これまでC&Sを長く率いてきた平田役員がブランド事業に入り、C&Sで培ってきた問題解決や業務改善の力を使いながら、ブランドのサステナブル化に取り組んでいます。
そして反対側では、長くブランド事業を中心に様々な新しい価値づくりに関わってきた吉田役員が、今度はC&S側で新しい事業領域をつくろうとしている。
平田役員がC&Sの力をブランドへ持ち込み、吉田役員が事業をつくってきた経験をC&Sの新しい領域へ持ち込む。
以前のブログで「二つの事業が、次の会社をつくる」と書きましたが、こうして見ていると、今期は本当にその動きが色々なところで始まっているのだと思います。
吉田役員は、ithをはじめ、今の会社につながる新しい事業や考え方が生まれる場面で、常にその中心にいました。
今回も、単に新しいウェブサービスを一つ立ち上げるということではなく、C&Sにこれまでとは違う顧客との接点をつくり、その先に新しい事業と言えるものまで育てていってくれることを期待しています。
Growth Intelligenceの具体的な内容については、先日吉田役員からSlackでも説明がありましたので、ここでは私なりに一つだけ紹介します。
彼が書いていた「コンサルタント≒知の職人」という表現は、なんだかとても私たちらしいと思いました。
ithでは、ものづくりの職人が持つ技術や魅力に新しい光を当て、それをより多くの人に届けることで価値をつくってきました。
今回は、コンサルタントが持つ知識や経験を「知の職人」の技術と捉え、AIの力でその価値を増幅し、必要とする経営者や企業へ届けていく。
扱うものは「もの」から「知」へ変わりますが、やろうとしていることは、意外と昔から変わっていないのかもしれません。
Growth Intelligenceでは、まずはメディアやプラットフォームという形から、この可能性を試し始めています。
もちろん、まだテストオープンしたばかりです。
まずはここから経営者との接点を増やし、その中から中堅企業向けの新しいサービスやコンサルティングへと育てていく。
今期は、この新しいBtoB領域の開拓にもしっかりと力を入れていきたいと思います。
会社としての新たな挑戦を、みんなも楽しみにしてください。
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。


アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。