AC社長ブログ「ともに、つくる」vol.141

入社式

本年はブランド7名、コンサル8名、合計15名、過去もっとも多い新卒を迎え入れることができました。

先輩のみんなは、あたたかく迎え入れてください。

以下、私から新卒への祝辞を共有します。

 

・・・

みなさん、入社おめでとうございます。

AIの台頭、混迷する世界情勢。今年50歳になる私にとっても、今の時代はこれまでにない大きな転換期に感じています。

本来であれば、これからの社会でどうすればうまくいくのか、正解をお話ししたいところです。
ただ、正直に言って、私にもそれは分かりません。

 

だから今日は、せめて一つだけ。
この、よく分からない世界で、どう生きるかについてお話しします。

 

まず前提です。

 

この世界は、決して思い通りになりません。
これは過去も今も、そしてこれからも変わらない前提です。

 

そうである以上、みなさんにとって本当に重要なのは、何か正解めいたものを覚えることではなく、
思い通りにならない世界で、生き抜く方法を身につけることです。

 

仕事をしていると、

  • うまくいかない
  • 想定と違う
  • 説明しきれない違和感が残る

こうしたことが必ず起きます。

 

ここでは、それらを「ズレ」と呼びましょう。

 

みなさんに身につけてもらいたいのは、
ズレをイレギュラーではなく、常にあるものとして捉え、
ズレを感じ取り、その中で判断し、行動し続けるスキルとメンタルです。

 

では、それはどうやって身につくのか。
実は最も効果的なのは、

 

失敗を経験することです。

 

一度や二度ではありません。
何度も、何度も、失敗を重ねること。

 

その過程で初めて、

  • ズレの勘所が分かるようになり
  • ズレの中でも折れない図太さが磨かれ
  • やがてズレを使いこなせるようになる

そこまでいければ本物です。

 

でた、お決まりの根性論。
失敗なんてタイパ悪いじゃないかよ。50歳のアタマはやはり非合理的だな!
と、思った人?

 

たしかに、数年前までの世界では、正解に近づくこと自体が価値でした。
しかしAIの発達により、この12年でその前提は急速に変わりつつあります。

 

正解を当てるのはAIが担う時代において、
ズレの中で動ける力こそが、人間の価値になります。

 

若いうちに多くの失敗を経験するという古い格言が一周まわって、
最も合理的で、結果的に最高のタイパになる時代がやってきています。

 

だからこそ、あえて言います。

盛大に失敗してください。
何度でも失敗してください。

 

私たちも、みなさんがその力を身につけられるよう、全力で支えていきます。

 

改めて、入社おめでとうございます。
本当によく分からない世界ですが、ともに乗り切っていきましょう。

 

宮﨑

「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。

宮﨑晋之介

アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。