師走です。この時期に「今年もいよいよ」と言えば、多くの人は「終わりか〜」と思うでしょう。
けれど、私たちは少し違います。
当社にとってこの時期は、「いよいよ始まる」タイミングです。
そう。12月後半に差し掛かるここからブランド事業部は、本格的な繁忙期へと突入します。
振り返ると、今年は本当に大変な一年でした。
現場のみんなには、正直、辛い思いもさせてしまったと思っています。
地金の高騰に苦しみ続けました。
前の繁忙期の失速からみんなに苦労をかけました。
体制の変更もありました。
一部のアトリエを閉じる決断もしました。
その一方で、つくり手のみんなには研修を通じて、もう一段レベルアップに取り組んでもらいました。
マーケティング、工房、生産管理もそれぞれ自力を上げてもらいました。
本当に、いろいろなことがありました。
それでも今、はっきりと言えるのは、ブランドとして確実に強くなった、という実感です。
一年を通じて繁閑の差が明確なブライダルジュエリーの市場において、
この時期にしっかりと結果を出せなければ、これまで積み重ねてきた努力は報われません。
ここから年末年始、そして1月まで続くこの期間。
みんなの力を合わせて、必ず乗り越えていきましょう。
心から、よろしくお願いします。
そして、アトリエの繁忙期が12月・1月だとすると、
生産の現場は、そこから実際の納期を迎える3月頃までが忙しい時期になります。
さらに海外では、旧正月を迎える2月がピークです。
つまり、ブランド事業部としての忙しさは、まだまだ続きます。
その一方で、C&S事業部の方も、オフィスの雰囲気が少しずつピリピリしてきているのを感じます。
実はコンサルもここから1〜3月が一年で最も忙しいシーズンです。
大企業が3月の期末に向けて忙しくなるのに合わせて、案件が集中してきます。ここでしっかり稼ぎ切るために、私たちは一年を通じてメンバーの育成に取り組んできました。
C&S事業部も、ここからがまさに勝負どころです。
みんな、何卒よろしくお願いします。
「今年もいよいよ、始まります。」
ここから3月頃まで続く、
当社にとって一年で最も重要な時間が、いよいよ始まります。
宮﨑
「ともに、つくる」は主にインナーコミュニケーションを目的とした社長ブログです。


アーツアンドクラフツ代表取締役社長。考えるよりも動く現場主義。創業以来一貫して事業の最前線に立ち様々なパートナーと価値をつくりあげる。