KNOWLEDGE & INSIGHTS

内定者インターンを始めて4か月。仕事内容と学びを紹介します。

・はじめに

はじめまして。20274月入社予定の谷です。現在内定者インターンとしてブランド事業改善のための分析・提案業務に携わっています。

 

本記事では、私が担当している業務や、インターンを通じて学んだこと、実際に働く中で感じた当社の魅力についてご紹介します。

・インターンを始めた理由

私が内定者インターンを始めた理由は、入社前にコンサルティング業務への理解を深め、必要な力を少しでも身につけたいと考えたためです。また、実際の業務や社員の方との関わりを通じて、入社後に働く姿を具体的にイメージしたいという思いもありました。始める前は、自分にどこまでできるのか不安もありましたが、実務に取り組む中で、自分に不足している力や今後の課題が少しずつ明確になってきました。

 

・内定者インターン 一日の流れ

 

おおまかな私の一日の流れは以下の通りです。

10:00~ mtg 社員の方からタスク説明を受ける

12:00-13:00 お昼休憩

14:00~ mtg 進捗状況を報告し、フィードバックを受ける 追加タスク説明

18:00~mtg 進捗を報告し、フィードバックを受ける 次回出勤時のタスク整理

18:30 日報を書く

19:00 退勤

 

1日に3回ミーティングを行い、途中進捗を共有し、方向性が大きくずれる前に軌道修正しています。

・業務内容

弊社のブライダルジュエリー事業の改善に向けた分析、提案業務を行っています。

具体的には、

 

◦消費者調査データの分析

消費者調査データから、商品選定時に重視する点、人気デザイン、価格を踏まえた上での人気デザイン、顧客層の上限価格、購買検討対象にならない理由などを分析しました。

消費者調査の完成版が問題なく作動しているかの確認や、修正点整理なども行いました。

 

例えば、人気デザインについて調べたところ、クラフト系よりシンプル系を好む人が多い傾向、細目リングより太目リングを好む人が多い傾向が見られました。この結果から、消費者の関心を引くために、広告やWebサイトで紹介する商品の選定にこうした好みの傾向を反映することや、消費者の好みに合った選択肢を充実させるためにシンプル系のデザインや太めのリングの品ぞろえを検討することが重要ではないかと考えました。

 

 

分析では、集計結果を示すだけでなく、「この結果から何が言えるのか」「事業の改善にどうつなげられるのか」まで考えることが重要です。

 

◦広告費・来客数などの実績データの分析

エキスパートインタビューの前には、当社の約3年分のCPA、来客数、広告費などの数値を集め、グラフを作成しました。そのうえで、広告予算を増やす時期・抑える時期について検討し、予算配分の改善につながる示唆をまとめました。

 

◦提携候補となる企業・サービスの調査

ブライダルジュエリーブランドと提携実績のある企業やWebサービスを調査し、提携内容や送客の仕組みに関する情報収集も行いました。

・そこでの学び、発見

業務を通じて学んだのは、文章や資料は、内容が正確であるだけでなく、読む人が背景や要点を理解できるように整えることが重要だということです。

 

エキスパートインタビューの内容を整理する業務では、発言をそのまま記録するだけでなく、参加していない人が読んでも、議論の背景や結論を正確に理解できる文章を書く必要があります。自分が理解できていることと、読む人にも伝わることは必ずしも同じではないと学びました。

 

また、表やグラフについても、数値が合っているだけでは十分ではありません。タイトルや単位、項目名を明確にし、強調する箇所を整えるなど、一目で要点が伝わるように工夫することの大切さを学びました。

・最初は難しかった業務

進捗報告の際、自分の考えを分かりやすく説明できず、言葉に詰まってしまうことがありました。そこで社員の方から、ミーティング前に説明の流れを整理し、実際に声に出して練習するとよいとアドバイスをいただき、実践しました。その結果、以前よりも落ち着いて、要点を押さえながら説明できるようになりました。

 

また、就職活動中にYouTubeで見た「優秀なコンサルタントに密着」という内容の動画でも、その方がミーティング前に説明の練習をしていたことを思い出しました。分かりやすい説明は、その場で自然に生まれるものではなく、事前の準備によって支えられているのだと学びました。

・他社インターンとの違い

私はこれまで、3社で長期インターンをしてきました。その中で当社の内定者インターンに感じる大きな特徴は、経験豊富な社員の方から、日常的にフィードバックを受けられることです。

現在は、コンサルティング事業部長やマネージャークラスの社員の方に業務を見ていただいています。基本的に13回のミーティングがあり、タスクの進め方や分析の方向性について、適宜フィードバックをいただきます。単に修正点を伝えられるだけではなく、「なぜその考え方が必要なのか」まで丁寧に説明していただけるため、コンサルティング業務の基本を実務の中で学ぶことができています。

 

また、社内の情報がオープンに共有されていることも、他社との違いだと感じています。Slackでは、社長が考えをつづったブログを発信しており、会社が現在どのような課題を認識しているのか、課題解決に向けてどのような取り組みを進めているのか、また、新たな取り組みを始める背景や目的などを知ることができます。会社の現状や今後の方向性を身近に感じられるため、成長していく会社とともに、自分自身も成長していきたいという意欲につながっています。

・働いて分かった会社の魅力

インターンとして働く中で感じた当社の魅力は、一人ひとりの関心や成長に向き合ってくださる点です。定期的に、「興味を持って取り組めているか」「業務を楽しめているか」と声をかけていただき、今後挑戦してみたい業務についても聞いていただきました。
インターン期間がインターン生にとって有意義な経験になっているかを気にかけてくださっていることを、とてもありがたく感じています。

 

もう一つの魅力は、コンサルティング事業とブランド事業という、性質の異なる二つの事業を展開している点です。将来経営に携わりたいという思いから、コンサルタントを志望する学生は少なくないと思います。当社では、コンサルティング業務を通じてクライアントの経営課題に向き合うだけでなく、自社のブランド事業がどのような課題を抱え、どのような意思決定を経て成長していくのかについても、身近に知ることができます。

 

また、社長との面接では、過去に現在とは異なる事業にも取り組んでいたことや、今後も新たな事業に挑戦していく意欲があることを伺いました。コンサルティング事業とブランド事業の双方を展開しながら、新たな可能性を模索し続ける姿勢にも、当社ならではの魅力を感じています。

・コンサルタントとして求められる能力

 インターンを通じて、コンサルタントには、情報を収集・分析し、そこから意思決定につながる示唆を導き出す力が必要だと感じました。

経営コンサルタントの役割は、分析結果を報告することにとどまらず、企業の経営判断や課題解決を支援することです。そのため、分析によって明らかになった事実を踏まえ、「会社としてどのような判断をすべきか」「どの施策を優先すべきか」まで考え、具体的な提案につなげる力が求められます。

 

実際に、約3年分の広告費や来客数などを分析した際、初めは数値を集計してグラフを作成することに意識が向いていました。しかし、社員の方からフィードバックをいただく中で、グラフを作ること自体が目的ではなく、数値の変化が生じた背景を考え、広告予算を増やす時期・抑える時期などの判断につなげることが重要だと学びました。

コンサルタントを志望する学生の方も、大学のレポートや発表、インターンなどの機会に、調べた内容をまとめるだけでなく、そこから自分なりの考えを導き、相手に分かりやすく伝えることを意識すると、実務で求められる力を伸ばすことにつながるのではないかと思います。

・最後に就活生の皆様へ

就職活動中は、選考だけでは分からないことや、社員の方に直接聞いてみたいことが多くあると思います。気になることがあれば、遠慮せずに質問してみることをおすすめします。
私自身、選考中には社員の方とお話しする機会を設けていただき、内々定後も定期的なオンライン面談を通じて、疑問や不安を相談することができました。業務内容だけでなく、働き方や社内の雰囲気についても丁寧に答えていただけるため、ぜひ自分が働く姿を具体的にイメージしながら、さまざまな質問をしてみてください。

 

 

著者のプロフィール:

谷 夏希

アーツアンドクラフツConsulting & Solution事業部/アナリスト